2024年 自然観察会(西濃地区)開催

 7月24日(水)に、岐阜県高等学校文化連盟自然科学部会主催で自然観察会(西濃地区)を開きました。予定では、午前中に大垣市金生山化石館、午後から伊吹山を登るというものでしたが、朝の7時半頃に、岐阜県の西濃地区において、激しい雨と落雷と突風というとんでもない天気となり、開催をどうしようかと悩みましたが、ひとまず、午前中の化石館は建物の中であることと、8月のぎふ総文の下見と計画のためには行かないといけないので、化石館はとにかく実施し、午後からの伊吹山に関しては天気の状況を見て決めましょうということで10時に化石館に集合しました。景色を見て、その後化石館の中を見学したりしました。またぎふ総文での流れの確認などもしました。10時過ぎには天気も良くなり、伊吹山もはっきりと見えていたのですが、朝の豪雨のために、今日はなんと「終日通行止め」となってしまいました。ということで、今回は伊吹山の観察会は中止とし、化石館だけの観察会となりました。

第48回全国高等学校総合文化祭 岐阜大会自然科学部門プレ大会兼第32回自然科学系部活動研究発表・交流会(速報)

11月4日(土)に岐阜協立大学において、上記の大会が開かれました。速報として結果を載せておきます。

最優秀賞(全分野より1研究)
 岐阜高校自然科学部(化学分野) 
 幼児による吸水ボールの誤飲事故に対する開腹手術回避の方法の提案

 最優秀賞は、来年度夏に行われる全国総文(ぎふ総文)にてポスター発表を行います。

優秀賞(各分野より1研究)
 ◎物理分野 大垣北高校自然科学部
 モデル化した翼に生じる気流と揚力について
 ◎化学分野 武義高校科学部
 植物ススキから作るガラスは何色?~植物ガラスに含まれる金属元素に迫る~
 ◎生物分野 岐阜高校自然科学部
 岐阜市長良川堤防に生息するジャコウアゲハとホソオチョウの競合について
 ◎地学分野 大垣北高校自然科学部
 オオサンショウウオが棲みやすい環境とは?~生息地の地学的要因の分析~

 優秀賞は、来年夏に行われる全国総文(ぎふ総文)にて、口頭発表を行います。

審査員特別賞(今回はぎふ総文に複数の研究を出せるため、数が多くなっています)
◎物理分野
1.多治見高校科学部 人を引きつけるお金の音のメカニズムの解明
2.吉城高校科学部 カーリングの謎に迫る~摩擦を受ける剛体の軌道解析~
3.岐阜高校自然科学部 加速度センサーを用いたパラシュートの性能評価
4.多治見北自然科学部 含水系ER流体の試作とそのER効果の検証
1はポスター発表、2,3,4は口頭発表になります。
◎化学分野
1.加茂高校自然科学部 「オオキンケイギク」を用いた草木染め媒染剤による多様な染色を目指して
1.八百津高校自然科学部 山間のため池にあるマイクロプラスチックの研究Ⅱ
3.岐山高校自然科学部 きれいな緋銅の科学的解明
1.2つは同点。3研究とも口頭発表になります。
◎生物分野
1.大垣北高校自然科学部 岐阜県に生息する渓流製オオサンショウウオの生息適地モデルの作成と系統解析
2.大垣養老高校農業研究部 アメリカザリガニを活用した牛ふん堆肥生産と活用試験
3.郡上北高校科学部 郡上市和良町のオオサンショウウオの生息保存調査
4.岐阜北高校科学部 岐阜県におけるプラナリア外来種6
1はポスター発表、2,3,4は口頭発表になります。
◎地学分野
1.斐太高校自然科学部 雲海減少の謎~高山盆地の気象研究その5~
2.加茂高校自然科学部 月食画像から求める月の大きさ
3.加茂高校自然科学部 岐阜白川町で発生したバックウォーター現象による河川氾濫
4.関高校自然科学部 霧箱と放射線について
1はポスター発表、2,3,4は口頭発表になります。

特別賞(生徒票により決定)
岐山高校自然科学部 水の硬度と出汁の関係
恵那高校科学部 植物と音の関係

第1回部顧問会議を開きます。

日時:5月21日(金) 14:00~16:30

方法:オンライン会議(microsoft teams)で行います。

内容1:昨年度の活動および今年度の活動について

内容2:今年度の役員について(2024年の全国ぎふ総文に向けての組織の確立)

内容3:今年の研究向上講座及び夏の自然観察会について

 特に、2024年の全国総合文化祭が岐阜県で開かれます。自然科学部会では、岐阜協立大学(予定)にて発表会などを行う予定です。さらに、全国総文では、巡検(県内の自然や研究施設などに行く)があり、その候補地を探すことも大切です。自然科学部会の組織も全国総文に向けての形にしていかないといけません。全国総文の時には、岐阜県下のすべての自然科学系部活動の生徒および顧問が協力していかないと回っていきません。それらのことを考えつつ、今年度の活動計画を立てていきたいと思います。

 ということで、顧問の先生方の会議への参加をよろしくお願いします。

こうち総文(Web Soubun)が開催されます

7月31日(金)に、こうち総文がウェブ上で開催されました。各部門の発表がウェブ上でなされます。自然科学部会でも、各代表校からの論文のアブストラクトや、動画などが載せられていきます。ぜひご覧ください。

こうち総文から(宿泊・お弁当について)

こうち総文の宿泊・お弁当の申し込みが始まりました。〆切に気を付けて申し込みをお願いします。自然科学部会は、ロイヤルホテル土佐で行いますので、そのまま宿泊になると思いますが。幾分高いかも

こうち総文の自然科学部会参加要領について

こうち総文の自然科学部会参加要領がこうち総文のHPにアップされています。参加する学校以外でも全国大会の様子を知るために見ていただくといいと思います。また、各種提出書類もアップされていますので確認してください。

こうち総文に参加される学校の顧問の先生へ(連絡)

11月3日に行われた、岐阜県自然科学系部活動発表交流会において、最優秀賞および各分野の優秀賞の研究については、来年の8月1日~3日に高知県で行われる「こうち総文2020」に出場することになります。参加については、開会式から閉会式終了まで全日程に参加できることが条件となっています。

こうち総文参加要項について

こうち総文のホームページに参加要項が載りました。こちらから行けますので確認をお願いします。これ以降、こうち総文のホームページを確認していってください。細かな指示などが出てくる場合があります

さが総文に参加して

今回のさが総文(佐賀県)では、岐阜県からの研究が大きく注目されました。5つの分野のうち3つで上位入賞を果たしました。上位入賞校から、参加しての感想などを送ってもらいましたので、載せていきます。

ポスター発表  

岐阜高校自然科学部生物班 環境DNA定量解析を用いた生物分布モニタリング~長良川・揖斐川におけるアユと冷水菌病の季節的相互関係を探る 奨励賞

岐阜高校自然科学部生物班 部長 

  私達は、アユと冷水病菌について研究を行い、大会当日までに数多くの調査や実験を重ね、一生懸命に研究に打ち込んできました。研究を続ける上で苦労することも数多くありましたが、総文祭当日は自分たちの研究の面白さを余すところなく発信することができたと感じています。今回、喜ばしいことに、私達の研究はポスター部門の奨励賞に選ばれました。自分達の研究が認められた喜びや、今回の発表中に頂いた意見は、研究を続ける上で大切なものになると感じています。加えて、研究を行うにあたって非常に多くの方々のご協力を頂きました。頂いた応援への感謝の気持ちを大切にし、今後も研究に邁進していきたいです。

研究発表(化学部門)

岐山高校化学部 エッジ効果を利用した色素増感太陽電池の性能向上に関する研究 優秀賞

岐阜県立岐山高等学校 化学部 

  私たちは日々の限られた時間と少ない部員数でできるだけ多くのデータ数を確保し、信頼性のある結果を出そうと日々努力してきました。また、発表練習を通して、日常的に使っていた専門用語が相手に伝わらないことに気が付き、当たり前に使っていた言葉を再度勉強し直し、分かりやすく言い換えることにとても苦労しました。当日は動画が流れないアクシデントが発生しましたが、「私たちなりの精一杯の発表ができた。」と達成感はありました。さらに、優秀賞を受賞したと知ったときはとても驚きましたが、同時に私たちの努力が認められとても誇らしい気持ちになりました。さが総文出場を通して、今まで研究を継続してこられた先輩方や、一緒に研究活動をした仲間や後輩、さらに支えてくれた家族に感謝したいです。

 研究発表(地学部門)

斐太高校科学部 安政五年飛越地震の再検証~高山陣屋文書を科学する~ 優秀賞 

岐阜県立斐太高等学校  科学部

 私たちは、佐賀総文で昨年度から取り組んだ研究「安政5年飛越地震の再検証」を発表し、自然科学部門研究発表地学部門で優秀賞を受賞しました。大会前、限られた発表時間で分かりやすく伝えるために、プレゼンを何度も作り直して発表練習をしました。発表後の講評で、審査員に古文書データを使った取り組みを高く評価していただいたときには、今までの先輩方と一緒に長い時間をかけて研究してきたことが報われた感じがしました。 発表の他、干潟の動植物について巡検研修をしました。また、交流会では全国様々な科学部員たちと意見交換したり、フェルミ推定を行ったりしました。普段ではできない体験ができ、研究以外にも多くのことが学べたと思います。 来年の総文祭にも出場し再び入賞できるように、これから研究を進めていきたいと思います。

また、今年も11月3日(日)に、岐阜市北部コミュニティセンターで、岐阜県自然科学部会 研究発表交流会が開かれます。全国的にも優れた研究を行っています。今年もこれまでの研究成果をまとめてぜひ多くの学校に参加してもらいたいと思います。参加要項などについては、9月に入り次第各学校に送る予定です。

来年度の全国総合文化祭について(こうち総文)

日時

  • 令和2年 8月1日(土) 9:00~18:30
  • 令和2年 8月2日(日) 9:00~18:30
  • 令和2年 8月3日(月) 9:00~12:00

会場

高知工科大学 香美キャンパス(高知県香美市土佐山田町宮ノ口185) 開会式・生徒交流会・発表

ロイヤルホテル土佐(高知県安芸郡芸西村西分甲2995) 記念講演・閉会式

2019年度は、岐阜県の研究発表で多くの賞をとることができました。来年度もさらに研究を続けていきましょう。

さが総文が終わりました。結果速報です。

さが総文の結果について

2019年7月27日(土)から29日(月)まで、佐賀県佐賀市の佐賀大学において、第43回全国高等学校総合文化祭(2019さが総文)自然科学部門の発表がありました。岐阜県からは、全部で3校5部活の発表がありました。29日(月)に結果発表がありましたので、報告をします。

部門部活名発表内容結果
研究発表(物理部門)岐山高校地学物理部声から感情を読み取る~個人の声の特徴と感情による声の変化について文化連盟賞
研究発表(化学部門)岐山高校化学部エッジ効果を利用した色素増感太陽電池の性能向上に関する研究優秀賞
研究発表(生物部門)岐山高校生物部ホバリング飛行能力を持つ蛾 ホウジャク亜科の秘密に迫る文化連盟賞
研究発表(地学部門)斐太高校科学部安政五年飛越地震の再検証~高山陣屋文書を科学する~優秀賞
ポスター発表岐阜高校自然科学部生物班環境DNA定量解析を用いた生物分布モニタリング~長良川・揖斐川におけるアユと冷水菌病の季節的相互関係を探る奨励賞

研究発表部門

  • 最優秀賞(各部門1件)
  • 優秀賞(各部門2件)
  • 奨励賞(各部門2件)

ポスター発表部門

  • 文部大臣賞(1件)
  • 文化庁長官賞(2件)
  • 奨励賞(5件)

次回(第44回全国総文)は高知県になります

本日、午前中佐賀県佐賀市において全国高文連自然科学部門の理事会・総会があり、次回の案内がありました。高知工科大学にて行います。