2024年 自然観察会(西濃地区)開催

 7月24日(水)に、岐阜県高等学校文化連盟自然科学部会主催で自然観察会(西濃地区)を開きました。予定では、午前中に大垣市金生山化石館、午後から伊吹山を登るというものでしたが、朝の7時半頃に、岐阜県の西濃地区において、激しい雨と落雷と突風というとんでもない天気となり、開催をどうしようかと悩みましたが、ひとまず、午前中の化石館は建物の中であることと、8月のぎふ総文の下見と計画のためには行かないといけないので、化石館はとにかく実施し、午後からの伊吹山に関しては天気の状況を見て決めましょうということで10時に化石館に集合しました。景色を見て、その後化石館の中を見学したりしました。またぎふ総文での流れの確認などもしました。10時過ぎには天気も良くなり、伊吹山もはっきりと見えていたのですが、朝の豪雨のために、今日はなんと「終日通行止め」となってしまいました。ということで、今回は伊吹山の観察会は中止とし、化石館だけの観察会となりました。

研究向上講座兼生徒交流会を開催

6月16日(日)の10時から、岐阜県高文連自然科学部会主催、岐阜大学共催で 第17回研究向上講座 兼 令和6年度自然科学系部活動 第3回生徒交流会を開催しました。梅雨前とは思えない暑さの中、予想を上回る239人の参加がありました。

この研究向上講座は、岐阜大学の先生に講義をしていただき、最先端の研究と共に、研究に取り組む面白さを学と共に、探求する姿勢を育てていくきっかけとなればと始まったものです。また、午後からは岐阜県下の自然科学系部活動の生徒が集まることで、交流を深めあうということも目的としています。

 今回は、岐阜大学工学部化学・生命工学科の池田 将先生に「分子を集めてゼリーをつくる」という内容で講義をしていただきました。高校生にとっては高度な内容も含まれていましたが、よく話を聞き講義後の質問時間も多くの質問があり、先生も感動されていました。

 午後からは、生徒交流会を少し変え、今年8月3日~5日に大垣市の岐阜協立大学を会場に行われる「全国総合文化祭岐阜大会(ぎふ総文)」の自然科学部会での生徒交流会の練習も兼ねて生徒交流会を開きました。生徒実行委員が中心となり、ぎふ総文の説明後、実際にぎふ総文の場で行う予定の内容の確認や見直しなども含めて、同じように行いました。実際にやってみると改善点なども見えてきてよい練習になったようです。

事後アンケートから(自由記述:すべての回答)

自分たちが行う実験の参考になった。
生徒が質問したところも生徒に分かりやすく教えてくれたので良かったです。
色々と知らないことを知ることができ、よかった。
知識ゼロの人にとっては難しかった
専門的な話もあり面白かった。
ナノ繊維によるゲルについて、これまではあまり知らなかったことを知り興味を持つことができてよかったです。
今研究してるのがゲル状になる高吸水性ポリマーなので興味がもてた
化学を習っていないので難しい部分もあったが、説明がわかりやすく、面白かった。
生命化学についてはあまり知識もなく、興味があるわけではなかったのですが、講義がわかりやすく面白かったです。
面白かったです!!
とても興味深い内容だった
難しかったけど、面白かったです。
ゼリーは繊維でできているということを知ることが出来たし、ゼリーにも色んな種類があることを知れて面白かったです。
難しいところもありましたが、動画やシュミレーションによってわかりやすく、理解することができました。
ゼリーと寒天の違いが分かりました。細胞の服?はあったら着てみたいなと思いました。何に役立つのか考えもしなかったけれど、何に役立つのかという質問の回答を聞いて、なるほど、すごいなと思いました。興味深い講義をありがとうございました。
大学で研究されていることについて知れて面白かった。
どのようなことを研究しているのか、研究の目的などについて学ぶことができたので良かったです。
少し難しかったが、面白かった
自分にあったこれしか考えられない!というものをこれから探して行きたいと思いました!
活用方法によって、医療にも活用できる事を知ってすごいと思った。
途中軽い笑いがいくつかありとても聞きやすかった。今後はより細かい分野目をつけて進路も選んでみたいと感じた。
例えがわかりやすく、とても理解しやすかった。
化学が好きなので、ナノサイズの分子の話自体が面白く感じ、また先生が研究されている繊維のことにも興味がわきました。
自身の知識が足りなくてあまり理解はできなかったけど、繊維やゼリーについて知る良い機会になったので参加してよかったと思います
知識が無い状態でしたがだいたい理解することができ楽しかったです。驚くことばかりで興味深かったです。左右、どちらから入るかで起こる現象が変化することが驚き印象に残りました
面白い内容ではあったが、自分の知識が薄かったことで、一部理解できないなところがあった。学習意欲は高まった。
細胞を内臓した繊維の作成など興味深いものが多かったが、その活用方法がよく分からなかった
自分はあまり触れたことのない分野だったけど聞いてて楽しかった
面白かった。
しっかりとテーマに分けて説明くださったお陰で、今まだ詳しくなかった自分でも、内容が興味深く感じて参考にしたいと思った。
分子の役割について新しい視点から見れるようになった
興味深い講義で、特に細胞内の繊維が細胞の動きに関わっているということが面白いなと思いました。
知っている知識をもっと深められるいい機会だった
内容はところどころむずかったもののどの人も知っているようなゼリーなどを例に出していてとても楽しかった
“とても興味深かったですけど専門用語がおおくよく分からなかったので勉強していきたいです!!!”
休憩があってとても良かったし、講義の内容は難し買ったけれど面白い内容で聞けてよかったです。
専門的な内容で、理解が難しい部分もあったけれど、講義等も初めての経験で有意義な時間でした。
繊維が身近なものといかに密接に関わっているかが理解できた。ゲルについても分子が水を閉じ込めてできているとわかりとてもすっきりした。分子の分野に興味を持つ良い機会になった。
生物が好きで分子にあまり興味はなかったけれど、聞いていておもしろいなとおもった
面白かったし興味深かった
私の班とは全く違う研究テーマでしたが、貴重なお話を聞けて良かったです。
ゲルの元となる繊維の話から順に説明されていて理解しやかったです。
内容が少し難しかったけれど、とても興味深い研究についてを知ることができてよかったです。
とても興味の持てる内容で良かった
我々が普段見ているものが実はこのような構造になっているという驚きを与えてくれると同時に、「なるほどそういうことだったのか」と思わせてくれる講義でした。
持っていなかった視点で物事を考えることができた講義だった
学校で今やっている有機化学の分野っぽい話もあったり、生物の用語もあって面白かった。
非常に興味深い抗議でした。難しいスライドはありましたが、先生がそこの説明を省いたり、丁寧に解説したりしてくださったので理解が深まりました。特に先生が研究していらっしゃる医薬品の開発は、夢がありとても心を惹かれました。また、明日からフランスに行かれる方の研究の話を聞き、科学の世界は何か新しい発見をすることで博士号を取る、などの成果に結びつく世界で、それがやりがいなのかなと考えました。私も大学では研究がしたいので講義はもちろんそれ以外も参考になりました。
繊維にゼリー状以外の特性が持たせれてら面白いなと思った
生物と化学の横断的な内容で、興味を持てた人も多かったのでないでしょうか。とても興味深く聴けました。
繊維についてよく知ることができました。
面白かったです
ナノ繊維という言葉を初めて聞いたので、気にはなったが、よくわからなかった
繊維について思っていものより複雑なもので、とてもびっくりしたしもっと知ってみたいと思った。あと聞き取りづらかった
“非常に興味深い内容で、とても面白かった。
ただ、後ろの席だとよく聞き取れない部分があった。”
興味のあるところじゃなかったので、あんまりおもしろくなかった。
培地の話は活動にも活かせそうで良かった。
繊維やゲルについての話で、とても面白いもので全く知らないことが多かったのでとても興味の出るものでした。
とても分かりやすくて楽しかったです、特にゼリーと寒天の所が日常生活と繋がっていて興味深かったです
面白い話っだった
理解しやすい説明で面白かった。
難しい話だったけど面白かったです
僕は、この講義でゼリーの構造について知ることができたけど、化学式があまり理解できなかったのでもっと知識を身につけようと思った。
分子はそこまで推しではないですが、とても面白い講義でした。
マイクロゲル繊維からTシャツが作れることにびっくりした。人間もゼリーも水分が多く、相性が良いことに確かになと思った。
身近なものが分子の集まりでできており、難しいけど面白い講義でした。
わかりやすい講義ありがとうございました。これらの研究がどのように社会で活かされているのかを語ってもらえると、もっと生徒の興味関心が高まったかと思います。
どのように研究をしているかということや、研究で大切なことが分かったので、自分にも生かしていきたい。
ゼリーが医療に使われるとわかってとても楽しかったです
自分の知っていることをより深く理解することができた。
難しかった
繊維状みたいなゲルに細胞を生きて入れれててその上医療に活用できると分かり興味深かったです
自分も寒天の研究していて、まさか今自分がやっている事の最先端がマイクロの小ささまでいっているとは思わなかったので驚かされました。
自分が関心がないところではあったが、内容が難しいかったため全然内容が入ってこなかった
ゼリーとか寒天が固まる原理とか、なんにも知らない私が聞いていても楽しい講義でした。
ありがとうございました。
自分の好きに正直な先生の講義は好きが溢れていて聞いてて楽しかったです
とても興味深かった
身の回りにある繊維をナノレベルで行い、それを医療に応用する技術がすごいと思いました。
とても興味深い内容のためまた化学に対する理解を深めたうえでまたお話を聞かせていただきたい。
理数科の理数探求で酵素の作用を考えて、生に近いフルーツゼリーを作るという研究をしたことがあります。そのため、酵素の話や分子から繊維をつくるという話がとても興味深く、面白かったです。
ゼリーと寒天の違いがよくわからなかったけどわかったから良かった
化学に関する興味を掻き立てる講義をありがとうございました。繊維の研究が医療に役立つというのが、初め理解が難しかったですが、想像しやすい具体例から高校生でも理解出来る講義、ありがたかったです。
分子の単位で繊維が作れることを初めて知り驚きました
後半の化学構造式らへんがわかりにくかったです
とても楽しかった
酸素が右側からだと繊維になり左側からだと繊維にならないことに驚きました
自分の班が行っていることと密接に関わっていて、とても勉強になりました。ただ、ノートを取るのがスライドについていけなかったので、もう少しスライドの時間がほしいと思いました。
非常に聞きやすいお話でした。質問もたくさん出てよかったです。

先生への質問

ゲルを体内でジェル化させることができるのは、主に経口接種を前提であるという事なのかと、その場合こんにゃくゼリーのように喉に詰まったりしないかが気になります。
もし分子をボトムアップして作成した繊維を使用して服を製造したら何円で購入できますか?
フルーチェは、果物のに含まれるペクチンと牛乳のカルシウムが反応して固体化しますが、ゼラチンや寒天との違いを教えて下さい。
特定のタンパク質と結合してゲル化する分子には何か共通点があるのでしょうか?
何の生き物が好きですか
“幼稚な質問ですが、ゼリーとクラゲの見た目は結構似ていますが構造に違いがあったらもしよければ教えてください。”
個人的に気になることなのですが、服などに用いられる一般的な大きさの繊維とナノレベルの繊維を組み合わせたらどのような特性が現れるのかが気になりました。
分子でつくった繊維の服は誰かが着ることが出来るんですか?
好きな分子の並びなんですか?
ゲルとゾルの違いを教えてほしいです

生徒交流会(ぎふ総文のためのリハーサルを兼ねて)の感想

初めて会う人たちで話せるか不安だったが、話しかけやすくとても楽しい時間だった
豆腐って倫理的にいいんですか…?
楽しかった
たくさんの学校の人と交流が出来て楽しかった。
初めて会う人ばかりでしたが、それなりに関われて良い時間を過ごせたと思います。
分野が同じ人が集まり過ぎるとクイズが少し楽しみにくいかもしれないなと思った。
みんなとても親しみやすく楽しかった
1人ぼっちでした
学校関係なしに全員で意見を出し合って楽しむことができた
クイズに化学分野があるとまだ習ってない人もいたので、できれば避けるべきかなと思った。
初めて会った科学部の仲間と交流できることは楽しかったですが、クイズの難易度が少し高いこと、進行がグダグダであることが気になりました。そこの部分さえ改善できれば楽しめるものになると思います。
初めて会う人とだったけど楽しくやれてよかった
全体的に非常によい、楽しい、そして司会も上手く対応している交流会でせいこうだったと思います。
課題としては、景品や順位がつくので、本番に向けて、クイズの内容の文章や解答の確認、説明の方法はブラッシュアップしないといけないなと思いました。(鹿児島総文の紙飛行機競技のように、丸く丸めただけのものは失格といったイレギュラーなことも想定されます。急な解答の変更等、マナーではなく、ルール化して当日みんなが満足できるようにしておかないといけないかも、、、と感じました)
どのクイズも興味深く面白かったです。
景品欲しかった
あまり必要性を感じなかった
問題がむずかしかったが協力して楽しめた
クイズ大会の問題の難易度をもう少し調整すべきだと思った。
ちょっと問題が難しかった。
グループで考えることなどが交流が深まってとても楽しかったです。
仲を深める事ができた
グループで頑張ってクイズに取り組めたのでよかったです
クイズ大会によって、他校の生徒との関わりが深まる事が出来たので来年も出来れば続けてほしい。
東濃のことをもっと入れて欲しい
他の学校の人との交流ができてよかった。クイズなど岐阜の知らなかったことなどを知ることができたのでよかったです。
最初のチーム名決めに少し無理があるように感じた。
岐阜県民だけど知らないことが沢山あって楽しく交流出来た。
実行委員会のみなさんお疲れ様。頑張ってください応援しています!
クイズを通して初めて会った人ともたくさん交流することができてよかったです。
コーヒーブレイクとは小休憩の意味であるため、アイスブレイクが適切だと思います。
今回は生徒が各々の部活について交流するのではなく、仲間意識を深めるのが目的になっていたと思いますが、その点では実行委員もよくやっていたと思います。
研究向上に繋がるような交流もしたかったです
クイズにタイマーを入れて欲しい
クイズが少し難しいような気がした。地元の人でも中々難しい問題がかなり多かった。
他校の人たちと交流できてよかったけど他の所で交流する場面が少なかった
カウントダウンは欲しい
色んなクイズとか、ほかの学校の方との交流とか、難しいかなと思っていたが、思っていた以上に楽しめました。
知らない人とグループでやるのは少し難しかったけど、念入りな準備が感じられて楽しく進めることができた
クイズの難易度をなんとかして欲しい
全体的に円滑に進行ができていて良かったです。
音が大きかった
クイズが少し難しかったです。ただ、皆さんと一緒に楽しく出来ました。
悔しい
集計を速くしたほうがいいと思った
想定時間のオーバー。アイスブレイクについては、もし可能であれば、もっと検討を重ねていきたい。
クイズがかなり難しいと思ったので、もう少し難易度を下げて欲しいかなと思います。
とりあえずうまく行ってよかったです。

第48回全国高等学校総合文化祭 岐阜大会自然科学部門プレ大会兼第32回自然科学系部活動研究発表・交流会(速報)

11月4日(土)に岐阜協立大学において、上記の大会が開かれました。速報として結果を載せておきます。

最優秀賞(全分野より1研究)
 岐阜高校自然科学部(化学分野) 
 幼児による吸水ボールの誤飲事故に対する開腹手術回避の方法の提案

 最優秀賞は、来年度夏に行われる全国総文(ぎふ総文)にてポスター発表を行います。

優秀賞(各分野より1研究)
 ◎物理分野 大垣北高校自然科学部
 モデル化した翼に生じる気流と揚力について
 ◎化学分野 武義高校科学部
 植物ススキから作るガラスは何色?~植物ガラスに含まれる金属元素に迫る~
 ◎生物分野 岐阜高校自然科学部
 岐阜市長良川堤防に生息するジャコウアゲハとホソオチョウの競合について
 ◎地学分野 大垣北高校自然科学部
 オオサンショウウオが棲みやすい環境とは?~生息地の地学的要因の分析~

 優秀賞は、来年夏に行われる全国総文(ぎふ総文)にて、口頭発表を行います。

審査員特別賞(今回はぎふ総文に複数の研究を出せるため、数が多くなっています)
◎物理分野
1.多治見高校科学部 人を引きつけるお金の音のメカニズムの解明
2.吉城高校科学部 カーリングの謎に迫る~摩擦を受ける剛体の軌道解析~
3.岐阜高校自然科学部 加速度センサーを用いたパラシュートの性能評価
4.多治見北自然科学部 含水系ER流体の試作とそのER効果の検証
1はポスター発表、2,3,4は口頭発表になります。
◎化学分野
1.加茂高校自然科学部 「オオキンケイギク」を用いた草木染め媒染剤による多様な染色を目指して
1.八百津高校自然科学部 山間のため池にあるマイクロプラスチックの研究Ⅱ
3.岐山高校自然科学部 きれいな緋銅の科学的解明
1.2つは同点。3研究とも口頭発表になります。
◎生物分野
1.大垣北高校自然科学部 岐阜県に生息する渓流製オオサンショウウオの生息適地モデルの作成と系統解析
2.大垣養老高校農業研究部 アメリカザリガニを活用した牛ふん堆肥生産と活用試験
3.郡上北高校科学部 郡上市和良町のオオサンショウウオの生息保存調査
4.岐阜北高校科学部 岐阜県におけるプラナリア外来種6
1はポスター発表、2,3,4は口頭発表になります。
◎地学分野
1.斐太高校自然科学部 雲海減少の謎~高山盆地の気象研究その5~
2.加茂高校自然科学部 月食画像から求める月の大きさ
3.加茂高校自然科学部 岐阜白川町で発生したバックウォーター現象による河川氾濫
4.関高校自然科学部 霧箱と放射線について
1はポスター発表、2,3,4は口頭発表になります。

特別賞(生徒票により決定)
岐山高校自然科学部 水の硬度と出汁の関係
恵那高校科学部 植物と音の関係

自然観察会(西濃地区)を行いました

8月2日(水)に、自然科学部会の西濃地区の高校生が集まって、西濃地区自然観察会を行いました。参加校は、大垣北高校、大垣養老高校、不破高校の3校3部活です。

朝10時に伊吹山ドライブウェイ山頂駐車場に集合し、西側ルートを使って伊吹山山頂を目指しました。途中霧がかかっていて景色が見られないかと思いましたが、集合の頃には、霧も晴れて、琵琶湖がかなり近くに見えました。登山道を上りながら、植物の解説を聞いたり、資料の見たりして自分たちで植物名を探したりと生徒たちはそれぞれ活動していました。ゆっくり植物を観察しながら上ったため、結局1時間半以上の時間をかけて頂上にたどり着きました。到着して、頂上付近の散策と昼食をとり、その後中央ルートを通って下山しました。1日良い天気に恵まれ、25℃を切る気温で、雲で太陽が隠れると寒いくらいの気温でした。

2023年向上講座を行いました。

6月18日(日)に岐阜大学において、岐阜県高等学校文化連盟自然科学部会と岐阜大学との共催で、2023年度の向上講座を行いました。3年間の新型コロナウイルスによる自粛などがありましたが、今回はコロナ前のように、1日かけて講義および交流会を行いました。

1.講義 『タンパク質ができるまで』 岐阜大学工学部化学・生命工学科 横川隆志先生

2.各学校の部活動紹介

3.全国総文の紹介および生徒実行委員の紹介

4.学校をまたいだグループによる全国総文巡検会場に関するクイズ大会

以上のような内容で行いました。

では、それぞれの様子をご覧下さい。まずは講義の様子から

部活動紹介の様子

実行委員の紹介

交流会(クイズ大会)の様子

アンケートから

1.講演について(自由記述)

・リボソームディスプレイ法はなかなか理解出来なかったが、それ以外は、なんと作り込まれた世界なのかと涙するほどの名講義だった。
・すごく興味がもてた
・タンパク質について詳しく理解できた。
・楽しかった
・今までなんとなくしか知らなかったタンパク質についての知識を深めることができてよかった。
・少し難しい内容でしたが、先生の説明がわかりやすく、理解できました。ありがとうございました。
・難しかったけど、おもしろかったです。
・最近生物基礎で習った事が出てきて繋げて聞くことが出来て良かったです。たんぱくんがかわいかったです。
・学校の授業で選択していない生物についての講義だったので非常に興味深かったです
・最近、アミノ酸について少し授業で聞いたけど、今回の講義で、詳しく色々なことを知ることが出来ました
・身近な例を出しながら解説してくださったので、基礎知識があまり無くても面白く聞くことができました。
・難しくて理解出来なかった
・難しかったが面白い内容だった
・生物はDNAの遺伝情報に基づいて作られていることを考えるとデジタル的な存在であるという事が、生物に対する新しい見方になった。
・面白い話が聞けてよかったです。
・昨年習ったようなことと重なっていたためより理解できました
・タンパク質について生物基礎を超える内容が聞けて勉強になった。また、タンパク質の生成のしくみなども聞けておもしろかった。
・難しいと感じるところもあったけれど、イラストや動画があって分かりやすく、面白かったです。
・分かりやすかったし、興味をもてた
・たんぱくんなどのかわいい絵など使ってより分かりやすくなっていてよかった
・DNAやゲノム等について、授業よりも深い内容の話を聞けてよかった。
・以前、学習したDNAやRNAからの発展した話で、ある程度理解はできましたが、難しいなと感じるところがあったので、日々、生物の学習に努めたいと思いました。
・事前に習っていた内容が多かったので割合に理解することができただけでなくDNAについてさらに深い知識を得ることができたのでよかった。
・タンパク質についての講義を聞いて、去年の生物の授業でならったことを復習できたし、新しいことも学ぶことができたのでよかった。また、タンパク質ができる仕組みやその構造など、とても興味深い話ばかりでとても楽しかった。
・説明がとても丁寧だった
・今まで単語は知っていてもそれが何を意味するかよくわからなかった事柄について詳しく知ることができたし、タンパク質の深い世界を少し覗くことができて、非常に良い体験となりました。
・タンパク質ができるまでの構造が高1の時習ったときよりもわかりやすくて、面白かった。でも、L-アラニンなどの説明が難しくて、理解するのが大変だった。
・生命の畏敬を感じた
・難しいことが多かったけどLEGOを使った説明で少し理解がしやすかった
・まだ理解が難しいところがあり、もっと勉強して、いつか理解したいと強く思った。
・とても面白かったです。
・生物は苦手で難しかったが授業の内容を深く掘り下げたような内容で授業で詳しくは分からなかったところが分かるようになった。
・とてもわかりやすく転写・翻訳の過程を説明してもらうことができて良かったです。
・物理班であっても、DNA等分かりやすく説明して下さり、初心者にはとても良く感じました。
・ありがとうございました。”
・とても興味深く、さらにタンパク質について知りたいと思った
・図が多くて分かりやすかったです。
・タンパク質について知らない事も含めて色々知れたので良かったです。
・少し長かった
・新しいタンパク質を作るろうと頑張っているのが凄い伝わってきて良かった!これからも頑張ってください
・たんぱく質は思ったよりとても重要な物質だと分かった。面白かったです。
・前半の内容は1年生の私の知識でも充分理解できて面白かったです。後半は専門的な知識が増え難しく理解するまで至りませんでした。ですが、今日の講義の内容を完全に理解できるようにこれから生物の勉強を頑張ろうと思いました。
・内容は難しかったが、疑問を大切にしていることや不思議に思ったことの感動が大切だとわかった。
・生物基礎しか習ってなかったので後半はほとんど何も分からなかったです
・少し難しい内容だったが、タンパク質について以前よりも興味が湧いた。
・ゲノム(設計図)の説明がガンプラの設計図を用いていて分かる人にはよく分かった
・タンパク質の重要性についてよく理解できた。塩基の結びつき、その文字を組み合わせた暗号化、リボソームの働きなど生物の体が誰か意図して作ったと思えるような仕組みに驚いた。アミノ酸の種類や胸像異性体、情報が先か機能が先かなどの解き明かすことが難しい疑問も面白かった。
・最後の「誰も作ったことがないすごいタンパク質を作りたい」という横川先生の熱意に科学部員として自分も誇れる研究成果を上げたいと感じた。研究の心得もこの講義から学び取ることができたのではないかと感じている。
・今まで受けた講座は答えが出ている問題のついて解説していくものが多かったが、今回の講座はまだ分かっていないことも多く取り上げられており最先端の謎を知れて楽しかった。
・タンパク質のことがよくわかりました。
・最初のほうは今やっていることにかかわってくることもあって何回か聞いたことがあったので理解しやすかったのですが、後半になるにつれだんだん難しくなってきてしまったので理解できるようにもっと勉強していきたいです。
・DNAとRNAの、RNAの方が不安定だと言うのが興味深かった。
・RNAが遺伝情報の主となっているウイルスなどの、変異が多いのはそのためかと納得した。
・高校生にも分かりやすい内容で良かったと思います。
・一年生にもわかりやすく話していただいてありがとうございました。
・今まであまり関心を持たなかった分野だったけど、少し興味が湧きました。
・学校で少しだけタンパク質のことをやったのでさらに深いところまで探求できたので良かったです
・私たちが理解できるように、噛み砕いて様々なことを分かりやすく話していただいたので、とても聞きやすく、頭に内容がしっかりと入ってきました。
・高校生にもわかりやすいように図や絵などを使ってイメージしやすく、説明してくださったので分かりやすく面白かったです。
・意外と知らなかったタンパク質のことをいろいろ知ることができてよかった。

部活動紹介について(自由記述)

各校の取り組みがよく伝わって素晴らしかった。
時間がもう少しかかることを想定すべきだったと思う
他校の研究について新たに学ぶことができた。
面白かった
面白い人もいてよかった
自分たちの研究の参考にもなり面白かった
他校の部活について知り、参考にすることができてよかった。
いろんな学校の部活動を再確認、新たに知ることが出来て良かったです。個人的に好きな研究をまた見ることが出来て嬉しかったです。
他校の部活の研究について知れたので良かったです
それぞれ特色が出ていてとても良かった
色んな学校について知れてよかった
他の学校の紹介はいろいろあって興味深い内容だった
どの部も気合いの入った紹介で楽しみながら交流出来たと思います。
他の学校の活動を知れてよかったです。
各部活動よく凝っていてよかったです
他の部活の活動状況について知れて良かった。
学校や班によって活動内容がさまざまで、とても勉強になりました。
この会を利用して現状の研究の内容を知れて、より活力になれた。
パワポを活用しているところが多くて理解しやすかった。
研究内容だけでなく、各学校の紹介もあり、非常に楽しく聞くことが出来ました。岐阜高校の方は話すのがお上手で面白かったです。
自分はロボット関係なので馴染みがあまり無かったが、自然や生物に関する部活が多く、それはそれで面白そうだと思った。
他の高校の部活の紹介を聞いて、自分の部活とは違う実験をしていたりなどして、とてもそれぞれの学校が興味深い活動をしていて気になった。
どの学校も思ったよりスライドに力を入れていたと思った。
他校の様子を知り、我々の活動に生かしたいと感じた
自分の学校とは違う他校の研究について知れて面白かった
みんなの興味をひくような発表をしていたところがあり、今後の発表で活かしてみたいと思った。
今後の研究の参考になりました。
どの高校もそれぞれの部の特徴がでてて面白かったです。
よかったと思います。
時間オーバーも仕方ないですね。”
楽しかった
初めて知るようなものばかりで楽しかった
それぞれの高校が研究していることを多様な方法で発表していてとても面白かった。
各高校がどんな活動をしているのかよく分かって参考になりました。
どの部活もパワーポイントを上手く使っていてとても聞きやすかった。
いろんな学校の部活動の事を聞けて良かった。
個性に溢れた紹介で面白かった。
各校の個性がとても出ていて面白い部紹介だと思いました。
色んな学校の活動について詳しくしれて良かった
他の高校の活動について知ることができ、紹介の仕方も多種多様でとても面白かった。
他の高校がしている活動に興味を持ったものがあったし、どんな研究をするか考えるいいヒントになった。
どの高校の研究内容も特に地域に深く結びついていてそれぞれ特色ある興味深い研究ばかりだった。特に加茂高校のオオキンケイギクの研究の話を聞いて、外来種を駆除する運動を考えるばかりか利用方法として草木染めを考えること、実行に移して環境フェアなどに参加していることがすごいと感じた。研究を自分のやりたいことをするだけではなく社会に生かそうとする姿勢が見習うべきだと感じた。私は、恵那高校でロボットレスキュー班だがその姿勢や、授業の課題研究でもその姿勢を取り入れたいと思う。
缶サットやプラナリア、マイクロプラスチックなど学校ごとにかなり特色があり聴いていて面白かった。自分が発表することがあったら他校生を楽しませられる発表をしたいと思った。
他校がどんな研究をしているのかしれて良かったです。
みんなしゃべり方が上手で聞いていて面白かったです。
それぞれの部の活動について、質問できる時間が欲しかった。
いろいろな学校のことを知れてよかった
個性が出ていて面白かったです。
どの学校も個性的で面白い研究をしていたことがわかって良かった。
分かりやすくて面白かったです
どの班も、深い部分まで研究を計画・遂行していて、素晴らしいなと感じました。
各学校の活動の様子を知る事ができ、新たな視点を得たり、これからの自分たちの活動への意識向上を図れたりする事が出来たと思うので良かったです。
どの学校も面白かったし、活動内容が知れてよかった。

交流会について

他校の生徒と親睦を深められて良かった。
すごくたのしかった
他校のグループと、クイズ大会で関われて、楽しかった。
内容が難しすぎた
知らない人とだったけど、雰囲気などが良くとても楽しかった
他校の生徒と楽しみながら交流できてよかった。
机が交流しにくかったけど、楽しく出来ました!
他校の人との交流という感じはそんなにしなかった
普段交流できない人たちと楽しく交流出来てよかった
色んな学校の子と話せてよかった
楽しかったうえに岐阜総合文化祭についてしることができてよかった
半分以上分からなかったですが、グループの方々と話し合い、交流できる良い機会になったと思います。
学年関係なく話せたので良かったといます。知らない施設もあり、それをされて良かったです。
普段関わることがないことも関われてよかったです
いろいろな学校の生徒と関われたので良かった。また、自分の知見を超える内容が講義で聞けて良かった。
クイズは分からないことも多かったけれど、自分の知らなかった岐阜についていろいろ学べました。
他校との交流があって良かった
飛騨地区だったのでほとんど知らなかったけど、みんなで意見をかわせたのでよかった
割と盛り上がれた。
グループの方と初対面でしたが、全員で仲良くできたと思います。またこのような機会があったら、もっと積極的に交流したいです。
岐阜に関するクイズを知識を出し合いながらやるのはなかなか楽しかった。
違う高校の人たちと集まって交流をして緊張したけれど、クイズの答えを考えるときに協力して行うことができてよかった。
見知らぬ人と交流出来て楽しかった
もう少し交流する時間が欲しかった。
他の学校の人と交流する機会が今まで無かったので、楽しく交流会ができてよかった。
クイズが面白かった
クイズで一緒に考えることでこの時間だけでも仲良くなれた気がする。
それぞれの住む地域の知識を合わせてクイズができたので楽しかった。
とても楽しい時間だった。
岩田先生が非常に上手く進めて下さり、来年度の司会進行者のよいお手本になられたと思います。
とても、いい時間でした。
ありがとうございました。”
初対面の人と話したり、意見をまとめたりすることは大変で、とても緊張した
高校が違う人と共にクイズを解け、(相談し合いながら)共に総文祭を盛り上げていこうと思えてよかった。
他校と意見を出し合ういい機会だったと思います。
他校の生徒と協力できていい機会になったし楽しかった
楽しかったのでまたやりたい。
良かったと思う、でも知ってる人と知らない人がいるから、みんなで活躍できるのが良い
協力して答えを出せたので良かった
自己紹介ができずなかなか協力して問題が解けなかったので次の機会には積極的に話そうと思いました。、
他校の人達と協力して問題を解けて楽しかった
他校と関わる良い機会だと思った
少し時間は短かったが、他の高校の人と協力してクイズの答えを考えることができて良かった。
他の高校の人と交流するいい機会になりました。クイズも楽しかった!
互いを詳しく知ることができなかったので共通点のある研究をしている人でグループを組むと良いと思った。
様々な高校の高校生たちと考えあうことが面白かった。またクイズで地元の瑞浪市が出てきたときは感動した。来年の全国総合文化祭についてともに活動する人たちかもしれないと考えると感慨深く、「理科が好き」という共通点で繋がることができたことをうれしく思う。グループの皆さんの積極的に答えを探す姿が印象に残っている。この交流会を一つのモチベーションとしてこれからも自身の研究活動に取り組んでいきたい。
一気に距離が縮んだというわけではないが他校への理解を深めることができたと思う。
あと単純にクイズが面白かった。
グループで答えを考えてれ、良かったです。
楽しかったです。でも、クイズで私は岐阜のこと何にも知らないんだなあと痛感したので、自分でもいろんなところに行ってみたいです。
先輩方の知識量が凄かった。
初めて参加しました。生徒に良い刺激になる催しでした。いろいろとありがとうございます。
知らない場所がたくさんあって難しかった
岐阜のいろいろな場所を知れました。
みんなそれぞれ色々な方面の知識を持っていてすごいと感じた。
みんなで考えてクイズに取り組むのが楽しかったです
面識のない方たちでしたが、一つのことに向かって団結し、短い間だったけれど、本当に楽しく交流することができました。とても良い機会でした。ありがとうございました。
移動に時間が掛かってしまったこともありますが、自己紹介をする時間が短くお互いのことがほとんど分からないままクイズに進んでしまったので、初めに緊張をほぐすという意味でもアイスブレイク的なことをしてみると良かったのではないかなと思いました。
お互いに色々話したりして交流できてよかった。

以上です。来年は全国総文がぎふで開かれます。そのため、向上講座はお休みになるかもしれません。しかし、アンケートでも好評でしたので、続けていきたいと思います。

2023年研究向上講座を行います。

2023年6月25日(日)に、岐阜県高等学校文化連盟自然科学部会の研究向上講座を行います。これは、岐阜大学の先生にお願いして、最新の研究や、高校生が研究に取り組む上で大切にすべきこと、研究の方法などなど、自然科学系部活動の生徒たちの研究する力を向上するための参考となるようにと始めました。

 各学校の自然科学系部活動の顧問の先生には、メールで要項などを送りましたので、参加される学校は、フォームズかメールで返信をお願いします。

第31回自然科学系部活動研究発表・交流会を行いました。

令和4年11月12日(土)に、国立大学法人当会国立大学機構 岐阜大学において、岐阜県高文連総合文化祭の1つとして、日頃の研究成果を発表する発表・交流会を行いました。

全部で 32テーマの発表がありました(物理8、化学6、生物15、地学3)。

次のような流れで行われました。

  1. 開会式 10:00~10:10 (講堂)
  2. 研究発表 10:20~12:20 (講堂・多目的ホール)
  3. ポスターセッション・交流会 13:00~14:40 (体育館)
  4. 閉会式 15:00~15:30 (講堂)

      結果の速報

      学校名・部活動名研究テーマ
      最優秀賞大垣北 自然科学部揖斐川・長良川の地形発達史と地質学的要因の違い~なぜ揖斐川にオオサンショウウオがいないのか~
      優秀賞(物理)吉城 科学部カーリングの謎に迫る~麻津を受ける剛体の起動解析~
      優秀賞
      (化学)
      武義 科学部ナンキンハゼ種子からロウソクを作りたい~植物油脂の性質を探る~
      優秀賞
      (生物)
      岐阜 自然科学部(生物班)ヤマトサンショウウオとセトウチサンショウウオの将来的な交雑リスク
      優秀賞
      (地学)
      斐太 自然科学部乗鞍岳と雨蔭~高山盆地の気象研究その4~
      審査員特別賞大垣北 自然科学部鳥の翼周辺に生じる気流の解析
      審査員特別賞岐阜 自然科学部(化学班)水溶液中のアルカリ金属イオンの回収
      審査員特別賞恵那 科学部イシクラゲの活用
      審査員特別賞大垣北 自然科学部大垣市に生息する小型サンショウウオ類2種およびカエル2種のハビタット特性
      特別賞大垣南 自然科学部「かぐや姫」の物理的考察
      特別賞岐山 自然科学部(生物講座)トビ棘口吸虫の寄主サイクルⅡ
      特別賞岐阜北 自然科学部岐阜県におけるプラナリア外来種5

      このうち、最優秀賞および優秀賞の研究は来年度、鹿児島県で行われる全国総合文化祭に参加をします。

      研究向上講座を行いました(速報)。

      2022年6月11日(土)に岐阜大学において、岐阜県高文連自然科学部会と、岐阜大学共催の行事として研究向上講座を行いました。2年間、新型コロナウイルスによる自粛などにより、開催できずにいましたが、なんとか今年は予定通りに行うことができました。生徒からのアンケートについては、また後で載せたいと思います。

      講義内容 地震工学を学ぶ研究者として伝えたいこと

      岐阜大学工学部社会基盤工学科教授 能島暢呂先生

      研究向上講座は、最新の研究内容などを大学の先生から直接講義してもらうとともに、研究に向かう姿勢や方法などいろいろな面から研究する力を向上させることを目的として行っています。

      今年は、岐阜大学の多目的ホールにおいて13:00~16:30の時間で行いました。生徒と教員併せて100名ほどの参加となりました。途中で激しい雷雨などもありましたが、みな真剣に先生の話を聞いていました。

      地震で様々な被害が起こるが、そのハザードマップの話や近い将来に起こるだろう大地震の評価や地震が起きたときにのライフラインの被害やその予測など、今日本の各所で頻繁に地震が起きていることから、高校生も真剣に話を聞いていました。さらに、講義後の質問コーナーでも多くの質問が寄せられ、また休憩時間などでも積極的に質問する姿が見られました。

       講義後は、各部活動の紹介の時間で、各学校とも工夫を凝らして自分たちの活動の様子を他の学校の人たちに伝えようとする姿が見られました。

       やはり、このような行事は対面でやることが一番であると感じました。また11月には研究発表会、8月には自然観察会、2月にはまだ未定ですが、毎年高校生サイエンスフェスティバルが行われます。また多くの部員に参加してほしいと思います。

      2022年 研究向上講座を行います。

      新型コロナウイルスによる自粛などで、2年間延期、延期となっていましたが、なんとか今年はできそうです。各顧問の先生方には、要項などを配信させてもらいましたのでよろしくお願いします。

      要項の中で、生徒交流会が入っていましたが、密になることもあり交流会自体は行わず、代わりに部活紹介を工夫してやっていただけたらと考えています。自分たちの活動場所の写真ややっていることの少し詳しい紹介などをしてもらえるとありがたいです。よろしくお願いします。

      2021年度研究向上講座について

       6月13日(日)に予定していた研究向上講座については、新型コロナによる岐阜県のまん延防止措置および岐阜市独自の非常事態宣言が6月20日まで延長されたため、使用を予定していた岐阜市の施設が使用禁止となったことなどにより、中止とします。

       これにより、2年連続の延期になる可能性もありますが、場合によってはオンラインでの開催ができないかと現在検討中です。楽しみにされていた方々にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。