2023年向上講座を行いました。

6月18日(日)に岐阜大学において、岐阜県高等学校文化連盟自然科学部会と岐阜大学との共催で、2023年度の向上講座を行いました。3年間の新型コロナウイルスによる自粛などがありましたが、今回はコロナ前のように、1日かけて講義および交流会を行いました。

1.講義 『タンパク質ができるまで』 岐阜大学工学部化学・生命工学科 横川隆志先生

2.各学校の部活動紹介

3.全国総文の紹介および生徒実行委員の紹介

4.学校をまたいだグループによる全国総文巡検会場に関するクイズ大会

以上のような内容で行いました。

では、それぞれの様子をご覧下さい。まずは講義の様子から

部活動紹介の様子

実行委員の紹介

交流会(クイズ大会)の様子

アンケートから

1.講演について(自由記述)

・リボソームディスプレイ法はなかなか理解出来なかったが、それ以外は、なんと作り込まれた世界なのかと涙するほどの名講義だった。
・すごく興味がもてた
・タンパク質について詳しく理解できた。
・楽しかった
・今までなんとなくしか知らなかったタンパク質についての知識を深めることができてよかった。
・少し難しい内容でしたが、先生の説明がわかりやすく、理解できました。ありがとうございました。
・難しかったけど、おもしろかったです。
・最近生物基礎で習った事が出てきて繋げて聞くことが出来て良かったです。たんぱくんがかわいかったです。
・学校の授業で選択していない生物についての講義だったので非常に興味深かったです
・最近、アミノ酸について少し授業で聞いたけど、今回の講義で、詳しく色々なことを知ることが出来ました
・身近な例を出しながら解説してくださったので、基礎知識があまり無くても面白く聞くことができました。
・難しくて理解出来なかった
・難しかったが面白い内容だった
・生物はDNAの遺伝情報に基づいて作られていることを考えるとデジタル的な存在であるという事が、生物に対する新しい見方になった。
・面白い話が聞けてよかったです。
・昨年習ったようなことと重なっていたためより理解できました
・タンパク質について生物基礎を超える内容が聞けて勉強になった。また、タンパク質の生成のしくみなども聞けておもしろかった。
・難しいと感じるところもあったけれど、イラストや動画があって分かりやすく、面白かったです。
・分かりやすかったし、興味をもてた
・たんぱくんなどのかわいい絵など使ってより分かりやすくなっていてよかった
・DNAやゲノム等について、授業よりも深い内容の話を聞けてよかった。
・以前、学習したDNAやRNAからの発展した話で、ある程度理解はできましたが、難しいなと感じるところがあったので、日々、生物の学習に努めたいと思いました。
・事前に習っていた内容が多かったので割合に理解することができただけでなくDNAについてさらに深い知識を得ることができたのでよかった。
・タンパク質についての講義を聞いて、去年の生物の授業でならったことを復習できたし、新しいことも学ぶことができたのでよかった。また、タンパク質ができる仕組みやその構造など、とても興味深い話ばかりでとても楽しかった。
・説明がとても丁寧だった
・今まで単語は知っていてもそれが何を意味するかよくわからなかった事柄について詳しく知ることができたし、タンパク質の深い世界を少し覗くことができて、非常に良い体験となりました。
・タンパク質ができるまでの構造が高1の時習ったときよりもわかりやすくて、面白かった。でも、L-アラニンなどの説明が難しくて、理解するのが大変だった。
・生命の畏敬を感じた
・難しいことが多かったけどLEGOを使った説明で少し理解がしやすかった
・まだ理解が難しいところがあり、もっと勉強して、いつか理解したいと強く思った。
・とても面白かったです。
・生物は苦手で難しかったが授業の内容を深く掘り下げたような内容で授業で詳しくは分からなかったところが分かるようになった。
・とてもわかりやすく転写・翻訳の過程を説明してもらうことができて良かったです。
・物理班であっても、DNA等分かりやすく説明して下さり、初心者にはとても良く感じました。
・ありがとうございました。”
・とても興味深く、さらにタンパク質について知りたいと思った
・図が多くて分かりやすかったです。
・タンパク質について知らない事も含めて色々知れたので良かったです。
・少し長かった
・新しいタンパク質を作るろうと頑張っているのが凄い伝わってきて良かった!これからも頑張ってください
・たんぱく質は思ったよりとても重要な物質だと分かった。面白かったです。
・前半の内容は1年生の私の知識でも充分理解できて面白かったです。後半は専門的な知識が増え難しく理解するまで至りませんでした。ですが、今日の講義の内容を完全に理解できるようにこれから生物の勉強を頑張ろうと思いました。
・内容は難しかったが、疑問を大切にしていることや不思議に思ったことの感動が大切だとわかった。
・生物基礎しか習ってなかったので後半はほとんど何も分からなかったです
・少し難しい内容だったが、タンパク質について以前よりも興味が湧いた。
・ゲノム(設計図)の説明がガンプラの設計図を用いていて分かる人にはよく分かった
・タンパク質の重要性についてよく理解できた。塩基の結びつき、その文字を組み合わせた暗号化、リボソームの働きなど生物の体が誰か意図して作ったと思えるような仕組みに驚いた。アミノ酸の種類や胸像異性体、情報が先か機能が先かなどの解き明かすことが難しい疑問も面白かった。
・最後の「誰も作ったことがないすごいタンパク質を作りたい」という横川先生の熱意に科学部員として自分も誇れる研究成果を上げたいと感じた。研究の心得もこの講義から学び取ることができたのではないかと感じている。
・今まで受けた講座は答えが出ている問題のついて解説していくものが多かったが、今回の講座はまだ分かっていないことも多く取り上げられており最先端の謎を知れて楽しかった。
・タンパク質のことがよくわかりました。
・最初のほうは今やっていることにかかわってくることもあって何回か聞いたことがあったので理解しやすかったのですが、後半になるにつれだんだん難しくなってきてしまったので理解できるようにもっと勉強していきたいです。
・DNAとRNAの、RNAの方が不安定だと言うのが興味深かった。
・RNAが遺伝情報の主となっているウイルスなどの、変異が多いのはそのためかと納得した。
・高校生にも分かりやすい内容で良かったと思います。
・一年生にもわかりやすく話していただいてありがとうございました。
・今まであまり関心を持たなかった分野だったけど、少し興味が湧きました。
・学校で少しだけタンパク質のことをやったのでさらに深いところまで探求できたので良かったです
・私たちが理解できるように、噛み砕いて様々なことを分かりやすく話していただいたので、とても聞きやすく、頭に内容がしっかりと入ってきました。
・高校生にもわかりやすいように図や絵などを使ってイメージしやすく、説明してくださったので分かりやすく面白かったです。
・意外と知らなかったタンパク質のことをいろいろ知ることができてよかった。

部活動紹介について(自由記述)

各校の取り組みがよく伝わって素晴らしかった。
時間がもう少しかかることを想定すべきだったと思う
他校の研究について新たに学ぶことができた。
面白かった
面白い人もいてよかった
自分たちの研究の参考にもなり面白かった
他校の部活について知り、参考にすることができてよかった。
いろんな学校の部活動を再確認、新たに知ることが出来て良かったです。個人的に好きな研究をまた見ることが出来て嬉しかったです。
他校の部活の研究について知れたので良かったです
それぞれ特色が出ていてとても良かった
色んな学校について知れてよかった
他の学校の紹介はいろいろあって興味深い内容だった
どの部も気合いの入った紹介で楽しみながら交流出来たと思います。
他の学校の活動を知れてよかったです。
各部活動よく凝っていてよかったです
他の部活の活動状況について知れて良かった。
学校や班によって活動内容がさまざまで、とても勉強になりました。
この会を利用して現状の研究の内容を知れて、より活力になれた。
パワポを活用しているところが多くて理解しやすかった。
研究内容だけでなく、各学校の紹介もあり、非常に楽しく聞くことが出来ました。岐阜高校の方は話すのがお上手で面白かったです。
自分はロボット関係なので馴染みがあまり無かったが、自然や生物に関する部活が多く、それはそれで面白そうだと思った。
他の高校の部活の紹介を聞いて、自分の部活とは違う実験をしていたりなどして、とてもそれぞれの学校が興味深い活動をしていて気になった。
どの学校も思ったよりスライドに力を入れていたと思った。
他校の様子を知り、我々の活動に生かしたいと感じた
自分の学校とは違う他校の研究について知れて面白かった
みんなの興味をひくような発表をしていたところがあり、今後の発表で活かしてみたいと思った。
今後の研究の参考になりました。
どの高校もそれぞれの部の特徴がでてて面白かったです。
よかったと思います。
時間オーバーも仕方ないですね。”
楽しかった
初めて知るようなものばかりで楽しかった
それぞれの高校が研究していることを多様な方法で発表していてとても面白かった。
各高校がどんな活動をしているのかよく分かって参考になりました。
どの部活もパワーポイントを上手く使っていてとても聞きやすかった。
いろんな学校の部活動の事を聞けて良かった。
個性に溢れた紹介で面白かった。
各校の個性がとても出ていて面白い部紹介だと思いました。
色んな学校の活動について詳しくしれて良かった
他の高校の活動について知ることができ、紹介の仕方も多種多様でとても面白かった。
他の高校がしている活動に興味を持ったものがあったし、どんな研究をするか考えるいいヒントになった。
どの高校の研究内容も特に地域に深く結びついていてそれぞれ特色ある興味深い研究ばかりだった。特に加茂高校のオオキンケイギクの研究の話を聞いて、外来種を駆除する運動を考えるばかりか利用方法として草木染めを考えること、実行に移して環境フェアなどに参加していることがすごいと感じた。研究を自分のやりたいことをするだけではなく社会に生かそうとする姿勢が見習うべきだと感じた。私は、恵那高校でロボットレスキュー班だがその姿勢や、授業の課題研究でもその姿勢を取り入れたいと思う。
缶サットやプラナリア、マイクロプラスチックなど学校ごとにかなり特色があり聴いていて面白かった。自分が発表することがあったら他校生を楽しませられる発表をしたいと思った。
他校がどんな研究をしているのかしれて良かったです。
みんなしゃべり方が上手で聞いていて面白かったです。
それぞれの部の活動について、質問できる時間が欲しかった。
いろいろな学校のことを知れてよかった
個性が出ていて面白かったです。
どの学校も個性的で面白い研究をしていたことがわかって良かった。
分かりやすくて面白かったです
どの班も、深い部分まで研究を計画・遂行していて、素晴らしいなと感じました。
各学校の活動の様子を知る事ができ、新たな視点を得たり、これからの自分たちの活動への意識向上を図れたりする事が出来たと思うので良かったです。
どの学校も面白かったし、活動内容が知れてよかった。

交流会について

他校の生徒と親睦を深められて良かった。
すごくたのしかった
他校のグループと、クイズ大会で関われて、楽しかった。
内容が難しすぎた
知らない人とだったけど、雰囲気などが良くとても楽しかった
他校の生徒と楽しみながら交流できてよかった。
机が交流しにくかったけど、楽しく出来ました!
他校の人との交流という感じはそんなにしなかった
普段交流できない人たちと楽しく交流出来てよかった
色んな学校の子と話せてよかった
楽しかったうえに岐阜総合文化祭についてしることができてよかった
半分以上分からなかったですが、グループの方々と話し合い、交流できる良い機会になったと思います。
学年関係なく話せたので良かったといます。知らない施設もあり、それをされて良かったです。
普段関わることがないことも関われてよかったです
いろいろな学校の生徒と関われたので良かった。また、自分の知見を超える内容が講義で聞けて良かった。
クイズは分からないことも多かったけれど、自分の知らなかった岐阜についていろいろ学べました。
他校との交流があって良かった
飛騨地区だったのでほとんど知らなかったけど、みんなで意見をかわせたのでよかった
割と盛り上がれた。
グループの方と初対面でしたが、全員で仲良くできたと思います。またこのような機会があったら、もっと積極的に交流したいです。
岐阜に関するクイズを知識を出し合いながらやるのはなかなか楽しかった。
違う高校の人たちと集まって交流をして緊張したけれど、クイズの答えを考えるときに協力して行うことができてよかった。
見知らぬ人と交流出来て楽しかった
もう少し交流する時間が欲しかった。
他の学校の人と交流する機会が今まで無かったので、楽しく交流会ができてよかった。
クイズが面白かった
クイズで一緒に考えることでこの時間だけでも仲良くなれた気がする。
それぞれの住む地域の知識を合わせてクイズができたので楽しかった。
とても楽しい時間だった。
岩田先生が非常に上手く進めて下さり、来年度の司会進行者のよいお手本になられたと思います。
とても、いい時間でした。
ありがとうございました。”
初対面の人と話したり、意見をまとめたりすることは大変で、とても緊張した
高校が違う人と共にクイズを解け、(相談し合いながら)共に総文祭を盛り上げていこうと思えてよかった。
他校と意見を出し合ういい機会だったと思います。
他校の生徒と協力できていい機会になったし楽しかった
楽しかったのでまたやりたい。
良かったと思う、でも知ってる人と知らない人がいるから、みんなで活躍できるのが良い
協力して答えを出せたので良かった
自己紹介ができずなかなか協力して問題が解けなかったので次の機会には積極的に話そうと思いました。、
他校の人達と協力して問題を解けて楽しかった
他校と関わる良い機会だと思った
少し時間は短かったが、他の高校の人と協力してクイズの答えを考えることができて良かった。
他の高校の人と交流するいい機会になりました。クイズも楽しかった!
互いを詳しく知ることができなかったので共通点のある研究をしている人でグループを組むと良いと思った。
様々な高校の高校生たちと考えあうことが面白かった。またクイズで地元の瑞浪市が出てきたときは感動した。来年の全国総合文化祭についてともに活動する人たちかもしれないと考えると感慨深く、「理科が好き」という共通点で繋がることができたことをうれしく思う。グループの皆さんの積極的に答えを探す姿が印象に残っている。この交流会を一つのモチベーションとしてこれからも自身の研究活動に取り組んでいきたい。
一気に距離が縮んだというわけではないが他校への理解を深めることができたと思う。
あと単純にクイズが面白かった。
グループで答えを考えてれ、良かったです。
楽しかったです。でも、クイズで私は岐阜のこと何にも知らないんだなあと痛感したので、自分でもいろんなところに行ってみたいです。
先輩方の知識量が凄かった。
初めて参加しました。生徒に良い刺激になる催しでした。いろいろとありがとうございます。
知らない場所がたくさんあって難しかった
岐阜のいろいろな場所を知れました。
みんなそれぞれ色々な方面の知識を持っていてすごいと感じた。
みんなで考えてクイズに取り組むのが楽しかったです
面識のない方たちでしたが、一つのことに向かって団結し、短い間だったけれど、本当に楽しく交流することができました。とても良い機会でした。ありがとうございました。
移動に時間が掛かってしまったこともありますが、自己紹介をする時間が短くお互いのことがほとんど分からないままクイズに進んでしまったので、初めに緊張をほぐすという意味でもアイスブレイク的なことをしてみると良かったのではないかなと思いました。
お互いに色々話したりして交流できてよかった。

以上です。来年は全国総文がぎふで開かれます。そのため、向上講座はお休みになるかもしれません。しかし、アンケートでも好評でしたので、続けていきたいと思います。

2023年研究向上講座を行います。

2023年6月25日(日)に、岐阜県高等学校文化連盟自然科学部会の研究向上講座を行います。これは、岐阜大学の先生にお願いして、最新の研究や、高校生が研究に取り組む上で大切にすべきこと、研究の方法などなど、自然科学系部活動の生徒たちの研究する力を向上するための参考となるようにと始めました。

 各学校の自然科学系部活動の顧問の先生には、メールで要項などを送りましたので、参加される学校は、フォームズかメールで返信をお願いします。

研究向上講座を行いました(速報)。

2022年6月11日(土)に岐阜大学において、岐阜県高文連自然科学部会と、岐阜大学共催の行事として研究向上講座を行いました。2年間、新型コロナウイルスによる自粛などにより、開催できずにいましたが、なんとか今年は予定通りに行うことができました。生徒からのアンケートについては、また後で載せたいと思います。

講義内容 地震工学を学ぶ研究者として伝えたいこと

岐阜大学工学部社会基盤工学科教授 能島暢呂先生

研究向上講座は、最新の研究内容などを大学の先生から直接講義してもらうとともに、研究に向かう姿勢や方法などいろいろな面から研究する力を向上させることを目的として行っています。

今年は、岐阜大学の多目的ホールにおいて13:00~16:30の時間で行いました。生徒と教員併せて100名ほどの参加となりました。途中で激しい雷雨などもありましたが、みな真剣に先生の話を聞いていました。

地震で様々な被害が起こるが、そのハザードマップの話や近い将来に起こるだろう大地震の評価や地震が起きたときにのライフラインの被害やその予測など、今日本の各所で頻繁に地震が起きていることから、高校生も真剣に話を聞いていました。さらに、講義後の質問コーナーでも多くの質問が寄せられ、また休憩時間などでも積極的に質問する姿が見られました。

 講義後は、各部活動の紹介の時間で、各学校とも工夫を凝らして自分たちの活動の様子を他の学校の人たちに伝えようとする姿が見られました。

 やはり、このような行事は対面でやることが一番であると感じました。また11月には研究発表会、8月には自然観察会、2月にはまだ未定ですが、毎年高校生サイエンスフェスティバルが行われます。また多くの部員に参加してほしいと思います。

2022年 研究向上講座を行います。

新型コロナウイルスによる自粛などで、2年間延期、延期となっていましたが、なんとか今年はできそうです。各顧問の先生方には、要項などを配信させてもらいましたのでよろしくお願いします。

要項の中で、生徒交流会が入っていましたが、密になることもあり交流会自体は行わず、代わりに部活紹介を工夫してやっていただけたらと考えています。自分たちの活動場所の写真ややっていることの少し詳しい紹介などをしてもらえるとありがたいです。よろしくお願いします。

2021年度研究向上講座について

 6月13日(日)に予定していた研究向上講座については、新型コロナによる岐阜県のまん延防止措置および岐阜市独自の非常事態宣言が6月20日まで延長されたため、使用を予定していた岐阜市の施設が使用禁止となったことなどにより、中止とします。

 これにより、2年連続の延期になる可能性もありますが、場合によってはオンラインでの開催ができないかと現在検討中です。楽しみにされていた方々にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

第1回部顧問会議を開きます。

日時:5月21日(金) 14:00~16:30

方法:オンライン会議(microsoft teams)で行います。

内容1:昨年度の活動および今年度の活動について

内容2:今年度の役員について(2024年の全国ぎふ総文に向けての組織の確立)

内容3:今年の研究向上講座及び夏の自然観察会について

 特に、2024年の全国総合文化祭が岐阜県で開かれます。自然科学部会では、岐阜協立大学(予定)にて発表会などを行う予定です。さらに、全国総文では、巡検(県内の自然や研究施設などに行く)があり、その候補地を探すことも大切です。自然科学部会の組織も全国総文に向けての形にしていかないといけません。全国総文の時には、岐阜県下のすべての自然科学系部活動の生徒および顧問が協力していかないと回っていきません。それらのことを考えつつ、今年度の活動計画を立てていきたいと思います。

 ということで、顧問の先生方の会議への参加をよろしくお願いします。

2021年度の研究向上講座について

新型コロナウイルスおよびその変異型が増えてきていますが、昨年延期としていた研究向上講座を今年は今のところ予定しています。

  • 日時:6月13日(日) 9:00くらい(まだ未定です)~12:00くらい(未定です)
  • 内容:講演および部活動紹介
  • 講演:岐阜大学の能島先生にお願いしてあります。
  • 場所:岐阜市北部コミュニティーセンター(以前発表交流会を行っていた場所です)。

新型コロナの関係で、この計画もどのようになるか分かりませんが、いまのところの予定となりますので、一応気にしておいて下さい。

6月実施予定の研究向上講座について

6月中旬に岐阜大学の先生にお願いして、自然科学系部活動の研究力を向上させるために、最先端の研究や先生の研究に向けての姿勢、研究活動で必要なことなどを講演いただくとともに、各学校が活動内容を交流し合うことを行ってきました。しかし、このコロナウイルスによる休校処置などで、1年生の所属部活が決定しないなど困難が大きいと言うことで、今年の向上講座は来年度に延期とします。

8月の自然観察会についても現在検討中です。

来年度の研究向上講座について

2020年度(令和2年度)の研究向上講座については、岐阜大学工学部の能島先生にお願いすることになりました。期日は今のところ、6月13日(土)を予定しています。場所は、いつもの岐阜大学サテライトキャンパスではなく、岐阜大学工学部内で行うことになります。来年度の顧問がどうなるか分からない部分もありますが、予定をしておいてください。

さが総文に参加して

今回のさが総文(佐賀県)では、岐阜県からの研究が大きく注目されました。5つの分野のうち3つで上位入賞を果たしました。上位入賞校から、参加しての感想などを送ってもらいましたので、載せていきます。

ポスター発表  

岐阜高校自然科学部生物班 環境DNA定量解析を用いた生物分布モニタリング~長良川・揖斐川におけるアユと冷水菌病の季節的相互関係を探る 奨励賞

岐阜高校自然科学部生物班 部長 

  私達は、アユと冷水病菌について研究を行い、大会当日までに数多くの調査や実験を重ね、一生懸命に研究に打ち込んできました。研究を続ける上で苦労することも数多くありましたが、総文祭当日は自分たちの研究の面白さを余すところなく発信することができたと感じています。今回、喜ばしいことに、私達の研究はポスター部門の奨励賞に選ばれました。自分達の研究が認められた喜びや、今回の発表中に頂いた意見は、研究を続ける上で大切なものになると感じています。加えて、研究を行うにあたって非常に多くの方々のご協力を頂きました。頂いた応援への感謝の気持ちを大切にし、今後も研究に邁進していきたいです。

研究発表(化学部門)

岐山高校化学部 エッジ効果を利用した色素増感太陽電池の性能向上に関する研究 優秀賞

岐阜県立岐山高等学校 化学部 

  私たちは日々の限られた時間と少ない部員数でできるだけ多くのデータ数を確保し、信頼性のある結果を出そうと日々努力してきました。また、発表練習を通して、日常的に使っていた専門用語が相手に伝わらないことに気が付き、当たり前に使っていた言葉を再度勉強し直し、分かりやすく言い換えることにとても苦労しました。当日は動画が流れないアクシデントが発生しましたが、「私たちなりの精一杯の発表ができた。」と達成感はありました。さらに、優秀賞を受賞したと知ったときはとても驚きましたが、同時に私たちの努力が認められとても誇らしい気持ちになりました。さが総文出場を通して、今まで研究を継続してこられた先輩方や、一緒に研究活動をした仲間や後輩、さらに支えてくれた家族に感謝したいです。

 研究発表(地学部門)

斐太高校科学部 安政五年飛越地震の再検証~高山陣屋文書を科学する~ 優秀賞 

岐阜県立斐太高等学校  科学部

 私たちは、佐賀総文で昨年度から取り組んだ研究「安政5年飛越地震の再検証」を発表し、自然科学部門研究発表地学部門で優秀賞を受賞しました。大会前、限られた発表時間で分かりやすく伝えるために、プレゼンを何度も作り直して発表練習をしました。発表後の講評で、審査員に古文書データを使った取り組みを高く評価していただいたときには、今までの先輩方と一緒に長い時間をかけて研究してきたことが報われた感じがしました。 発表の他、干潟の動植物について巡検研修をしました。また、交流会では全国様々な科学部員たちと意見交換したり、フェルミ推定を行ったりしました。普段ではできない体験ができ、研究以外にも多くのことが学べたと思います。 来年の総文祭にも出場し再び入賞できるように、これから研究を進めていきたいと思います。

また、今年も11月3日(日)に、岐阜市北部コミュニティセンターで、岐阜県自然科学部会 研究発表交流会が開かれます。全国的にも優れた研究を行っています。今年もこれまでの研究成果をまとめてぜひ多くの学校に参加してもらいたいと思います。参加要項などについては、9月に入り次第各学校に送る予定です。